私がライオンズクラブに所属する理由:経営者としての「利他の精神」

今週の24日から、私はライオンズクラブ札幌アジア大会(OSEAL Forum 2025 Sapporo)に参加するため、札幌へいきます。
私が、「なぜライオンズクラブに所属しているのか」、その理由をお話ししたいと思います。
1. 「感謝」の重要性と奉仕活動
ライオンズクラブは、「We Serve(我々は奉仕する)」をモットーに、地域と国際社会に対し奉仕活動を行う、世界最大の奉仕団体です。
私がライオンズクラブに入会したのは、所属する経営者塾の先輩からの誘いがきっかけです。
実は、最初は何気なく「社会奉仕に興味がある」と雑談の中で話したところから始まりました。
当時、所属している経営者塾で「感謝」の重要性を延々と説かれていたことが関係しています。
「経営者は常に感謝の気持ちを忘れるな」と。
そのような教えから、常に誰かに感謝できるような環境に身を置く必要性を感じていました。
ライオンズクラブは、寄付をするだけでなく、自らの身体を動かして汗水たらして社会に奉仕するのがテーマです。
自身の身体を動かして社会の為の活動をする経験が無かった私には、この経験はとても新鮮でした。
2. 社会を恨んでいた気持ちから、生かされている実感へ
この奉仕活動の経験と、経営者塾での学びにより、私の考えは大きく変わりました。
20代の頃は、人間関係の苦しみから社会を恨んでいた時期がありました。
しかし、今では、両親や家族に生かされ、仲間に生かされ、社会に生かされているのだと実感しています。
この思いが変わった最大の原因は、経営者塾やセミナーなどを通して、「自分自身の未来」を感じることができるようになったからでしょうか。
SNSを見ていても、私がかつてそうだったように、未来が見えず、生き方の苦しさに悩む若者が非常に多いように思います。
3. チャンスの提供
私が蜘蛛の糸を掴んで、苦しみから立ち直れたように、社員の皆だけでなく、多くの若者たちにもチャンスをつかんでもらいたいと考えています。
そのような想いが、ライオンズクラブを通じて、貧困層や社会的弱者のために活動したいという原動力となっています。
この原動力は、そのまま弊社の「社員の成長を促す」というテーマにも繋がります。
利他の精神を持つライオンズクラブの活動は、社員や顧客、社会に対する「貢献」とは何かを常に意識させてくれます。
なかなか、世の中は厳しく、思い通りに進まないことが多く、ついつい利己的な行動に傾いてしまいます。
しかし、このライオンズクラブでの奉仕活動を通じて、これからも自分以外の誰かのために行動し、「利他の精神」を養い続けたいと思います。