揺るぎない羅針盤:「原理原則」、それが成功への最短ルート

更新日:2025年12月21日
私が常に立ち返るべき基準軸として、「原理原則」があります。
これは、スティーブン・R・コヴィー氏の著作『7つの習慣』でも詳しく語られている概念です。
時代や国、文化を問わず、人間の良心に根ざしているとされる普遍的な価値観。
具体的には、誠実、正直、公正さ、奉仕、貢献、忍耐、そして人間の尊厳といったものです。
社会性の動物として、人間の本能に根差しているゆえに、この原則からは逃れることはできません。
私たちは日々、複雑な問題や誘惑に直面しますが、その行動の基準を「原理原則」に置くことが、最終的に最も早く、最も確実に成功へと到達する道なのかもしれません。
1. なぜ「原理原則」は時代を超えて機能するのか?
現代社会は、AIやテクノロジーによって極めて速く変化しています。
ビジネスのトレンドや手法は数年で陳腐化し、昨日までの「成功法則」は今日には通用しないかもしれません。
しかし、その変化の激流の中にあって、人としての信頼の根幹だけは、何千年経っても変わっていません。
誠実さがなければ、どんなに優秀な技術があっても、顧客との長期的な契約は結べませんね。
公正さがなければ、組織内部で不満や軋轢が生まれ、組織は崩壊します。
奉仕と貢献の精神がなければ、市場や社会から必要とされる存在にはなり得ません。
目先の利益を追求する「小手先のテクニック」は、一時的な成果をもたらすかもしれませんが、いつか必ずメッキが剥がれます。
それに対し、原理原則に基づいた行動は、「人間関係の強固な土台」を築き、その後の全ての行動を支える「近道」になります。
2. 原理原則を外れた行動は、なぜ失敗するのか?
私たちの誰もが、楽をしたい、都合よく物事を運びたいという誘惑に駆られます。
原理原則から外れた行動をした時は、すぐに大きな問題にはならないかもしれません。
しかし、原理原則を外した生き方は、必ずどこかで失敗してしまいますね。
私自身の経験を振り返ると、当社が大きな問題に直面した時は、必ずこの原理原則から外れた時でした。
具体的には、会社経営の初期に、
・納税の仕組みを正しく理解しなかった結果、結局、重加算税を支払うという大きなコストを負いました。
・労働基準法の具体論を知らず、結果的に社員に迷惑をかけてしまったという苦い経験も多くあります。
原理原則を外れた行動は、信頼という最も重要な資産を少しずつ切り崩していく行為です。
だまし合いが幅を利かせる社会はまだ初期段階ですね。
しかし、人間社会が少しずつ成熟し、情報が共有されるようになると、誠実に生きるということが結局は自分を含めた大多数にとって一番、生きやすい社会になるという普遍的な知恵に、気づくことになります。
結果として、原理原則を外す事は信用を失い、仕事や人間関係で行き詰まるという形で、必ず遅れて「コスト」を支払うことになります。
3. 「良心」を羅針盤とする
だからこそ私は、常に自分自身に問いかけるようにしています。
「自分のこの行動は、原理原則に従っているか? 誠実さ、公正さ、奉仕の精神に基づいているか?」
これは、自分を縛るためのルールではなく、迷った時に立ち返るための「羅針盤」、「良心」という名の最も信頼できるナビゲーターとなりえます。
私たち経営者が、この原理原則を羅針盤とし、率先して誠実、公正に行動することで、社員の皆さんが安心して、その能力を最大限に発揮できる土壌が生まれます。
そして、社員一人ひとりが、自分の仕事と判断を原理原則に照らし合わせれば、それは組織全体の信頼となり、未来を切り開く原動力となります。
普遍的な価値観を、日々の仕事の中で体現していくこと。
それが、私たちが最も大切にする「生き方」になり、成長への確実な一歩になるのではないでしょうか。
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