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2025.10.07

会社の未来を創る:「人間主義経営」という道

私が所属している経営者塾のトップが、常々口にされるお言葉に「人間主義経営」というものがあります。
この言葉は、資本主義経営、共産主義経営といった言葉と並列で語られるべき、一つの重要な経営哲学です。

資本主義経営が資本の力を主軸に会社を発展させるのに対し、人間主義経営は、人間のポテンシャルを最大限に引き出すことで会社を成長させます。

では、どうすれば働く人のポテンシャルを120%引き出すことができるのでしょうか?

この問いこそ、経営者が考え続け、実行し続けるべきテーマだと私は捉えています。

私は、1分の遅刻を厳しく責めること、不本意な残業を強制すること、そして自由に有休を取得させないことは、働く人のポテンシャルを大きく削いでしまうと考えています。

この「人間主義経営」を実現する上で、私のモットーとするのは、「成長できる環境、自由な働き方、チャレンジ精神、正当な報酬」です。
そして、このモットーを体現するために私が目指しているのは、「自由だけど、厳しい」会社です。

「自由」とは、働く時間を無駄にダラダラ過ごすことではありません。
働く人自身が自分でメリハリをつけ、最大限にポテンシャルを発揮できる環境があることが大切です。

そして「厳しさ」とは、成果に対するコミットメントです。
努力し、結果を出した人には、その分正しく報いる評価制度を用意することです。

逆に「それは辛い」と感じる社員もいるかもしれません。
しかし、結果的にこちらの姿勢の方が、働く人はモチベーションを高く保ち、頑張りが給料という形で報われると私は信じています。

なぜなら、社員にとって一番辛いのは、懸命に頑張っても、それが正しく評価されない会社だからです。

納得できる公正な評価制度を徹底的に作り上げること。
それこそが、会社を発展させるための、人間主義経営の核であると強く確信しています。

この哲学を実現するための具体的な施策や、弊社の評価制度の詳細については、また改めて別の記事で詳しくお話しさせていただきます。
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