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2019.06.28

[Windows] STS4.4.3を利用してSpring Boot 環境を作る

1. Spring Tool Suite(STS)を入手

以下のサイトにアクセスする
http://spring.io/tools/sts

Visual Studio版もあるようだが、ここではEclipse版を利用する事にする。
【Download STS4 Windows 64-bit】をクリックするとZIPファイルがダウンロードできる。

以下のZIPファイルがダウンロードできた。
【spring-tool-suite-4-4.3.0.RELEASE-e4.12.0-win32.win32.x86_64.zip】
※ダウンロードする時期によってバージョン番号が違う。

 

2.ダウンロードしたZIPを解凍して設置

解凍すると「sts-4.3.0.RELEASE」というフォルダが作成される。
これを、「D:\」に移動する。
※別に好きなところに置けばいい。

 

3.Javaラインタイムのインストール

上記、「sts-4.3.0.RELEASE」フォルダ内の SpringToolSuite4.exeをダブルクリックして実行するとこのようなエラーが表示された。

どうやらJavaのランタイムがインストールされていないらしい。
以下よりJavaSDKを入手する。

OpenJDKよりJavaSDKを入手する。
https://jdk.java.net/

このダイアログでは、「sts-4.3.0.RELEASE」フォルダ直下に jre\bin\javaw.exeを参照するとメッセージが出ているが、Pathさえ通っていればいいはずなので以下のようにする。

※商用利用という観点からOpenJDKよりも以下のAdoptOpenJDKを利用した方がいいかもしれない。

(Java8に関しては2022年9月までサポートしてくれるらしい)

https://adoptopenjdk.net/index.html

 

3-1.「D:\jdk-12」に上記でダウンロードしたJavaSDKを設置する。

エクスプローラを利用して、そのままD:\にコピー。
※場所はどこでも構わない。

3-2. コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 > 環境変数   よりシステムの環境変数設定ダイアログを表示する。

 

3-3. 下部「システム環境変数」より、変数名に【JAVA_HOME】、変数値に【D:\jdk-12】を指定してOK。

 

3-4. 同じく既にある変数名【Path】に以下の変数値を追加する。

追加する値:【;%JAVA_HOME%;%JAVA_HOME%\bin】

※【  】の中だけ追加

 

3-5. Windowsを再起動。

これで、JAVA_HOMEで指定したPATHにあるbinにPATHが通るようになる。

 

 

 

 

4.Spring Tool Suite(STS)の起動

「sts-4.3.0.RELEASE」フォルダ内のSpringToolSuite4.exeを起動する。
今度は、問題なくSTSが起動されるはず。

 

さらに、Launchボタンを押すと・・・

画面が表示された。

 

 

プロジェクトの作成は、次回の記事で・・・