大阪万博から得た教訓

最終日間近の大阪万博に行ってきました。
会場は予想を遥かに超える大勢の人で賑わい、熱気に包まれていました。
ドローンショーや水上ショー、そして花火など、様々なイベントが繰り広げられており、来場者全員がとても楽しそうにしているのが印象的でした。
当初、大阪万博は世間的に不人気だと報じられていたのを覚えています。
インターネット上では、「来場者が少なく失敗に終わったほうがいい」といった否定的な雰囲気さえあったように感じます。
しかし、蓋を開けてみれば、夏頃から話題が沸騰し、中には何度もリピートする人も現れました。
私の知り合いにも、10回ほど熱心に足を運んだ方がいらっしゃいます。
正直に言えば、私自身も大阪万博に強い興味を持っていませんでした。
ですが、今回実際に足を運んでみて、その楽しさと魅力が分かってきました。
もっと早めに行っていたら、さらに深く楽しめたのにと少し後悔もしています。
固定観念を打ち破る
この体験から改めて痛感したのは、「やはり、固定観念だけで、体験してもいない事を語ることはできない」ということです。
そして、ただ楽しむだけでなく、「もっとこうできないかな?」とか「もし自分が出展者だったら、どういうパビリオンにするか?」なんて考えながら見て回ると、とても楽しいですね。
特に、ベルギーパビリオンで見たプロジェクションマッピングのような映像のクオリティは非常に高く、強烈な印象を受けました。
もし私がパビリオンを作るなら、あの映像と音声を駆使した没入型の体験を取り入れたいと思います。
そうすれば、来場者の方々にもっと楽しんでもらえるかもと色々想像が膨らみます。
これはビジネスにも通じる教訓だと思います。
新しい技術や市場、あるいは人に対しても、先入観で判断せず、まずフラットな視点で自分の五感で確かめることの重要性を再認識しました。
体験を通じて課題を見つけ、自分ならどうするかを創造する。
この主体的な思考が、自分を成長させていくのでしょうね。