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実績
業界: サービス業
課題・背景: システム改修 業務改善 業務効率化 アジャイル開発 他社開発システム引き継ぎ

【他社システム改修】【名古屋の経営コンサルタント会社事例】社内間請求・評価システムの改修・機能拡張|自律型評価フローを実現

【案件名】
社内間請求・評価システムの開発/機能拡張|他社開発システムの引き継ぎ改修

【お客様名】
名古屋市の経営者向けコンサルタント会社様

【開発体制・担当】
開発・保守

【期間】
アジャイル開発(現在も継続中)

【システム導入前の課題】
当初のシステムは、「誰に請求し、誰が受領するか」というシンプルな社内請求・受領機能のみを備えたものでした。
しかし、クライアントが本質的に実現したかったのは、電話対応や清掃、サポート業務など、売上に直結しないものの、組織運営に欠かせない業務(=行動給)を正当に評価することでした。
既存システムでは、
・評価の根拠が見えにくい
・行動の内容や背景を十分に記録できない
・結果として「公平な評価制度」を実現できない
という課題があり、評価制度としては機能が不足している状態でした。
本案件は、こうした背景を持つ他社開発システムを引き継いでの改修・拡張プロジェクトです。

【弊社が提案したソリューション】
クライアントの思想や運用の変化に柔軟に対応するため、アジャイル開発手法を提案しました。
主な対応内容
・行動内容を詳細に入力できる日報機能の拡張
・行動給・実務給を可視化する分析ダッシュボードの実装
・評価・申請・承認の流れを整理した柔軟な評価フローの設計
これにより、制度そのものを固定化するのではなく、クライアントの考え方や組織の成熟度に合わせて進化できるシステム基盤を構築しています。

【システム導入の目的】
・公平かつ納得感のある評価制度を実現する
・行動の価値を正しく認識し、評価に反映する
・社内評価を感覚や属人性ではなく、データに基づいて行う

【システム導入後の状況:成果、効果】
システム導入後、評価の考え方そのものが大きく変化しました。
・社員が「この業務を行ったので、これだけの給与を申請する」と自ら入力し、上司が承認する自律型の評価フローを確立
・評価の透明性が高まり、納得感のある制度運用が可能になった
・行動給と実務給のデータを分析することで、行動と成果の因果関係を可視化した
結果として、従来の「受け身の評価制度」から、社員が主体的に行動価値を示す評価制度への転換を支援するシステムとなっています。

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